焚き火台は、キャンプギアの中でも「どれを買うかで焚き火の満足度が大きく変わる」道具だと思っています。私はこれまで4台の焚き火台を購入しては手放し、今使っているものに落ち着くまでに正直かなり遠回りをしました。

今回は、ソロ・グループそれぞれの用途別に焚き火台の選び方を整理して、実際に使ってきたモデルの感想も交えて紹介します。

焚き火台を選ぶ前に知っておきたい基本

なぜ焚き火台が必須なのか

直火が禁止されているキャンプ場がほとんどです。芝生を焦がしたり地面に炭を残したりすると、次に来る人が気持ちよく使えなくなりますし、キャンプ場側から利用停止を言い渡されることもあります。焚き火台は「マナー」ではなく、今や「必須装備」と考えるべきものです。

🔥ポイント

焚き火台選びで失敗しやすいのは「見た目のかっこよさ」だけで選んでしまうことです。設営のしやすさ・耐久性・収納サイズまで含めて検討すると後悔が減ります。

チェックすべき3つのポイント

  • 耐荷重・耐久性:薄い鉄板の焚き火台は熱で歪みやすく、数回使うと変形することがあります
  • 収納サイズと重量:車移動なら気にしなくてよいですが、電車・バイク移動なら重要な基準になります
  • 五徳(ごとく)の有無:料理をしたいなら、鍋やダッチオーブンを乗せられる構造かどうかを確認してください

コンパクト型:ソロキャンプの相棒

折りたたみ式のメリットとデメリット

ソロキャンプで人気が高いのが、ピコグリルに代表される折りたたみ式の焚き火台です。私が最初に買ったのもこのタイプで、収納すると板状になるので、リュックのサイドポケットにも入るほどコンパクトになります。

たけるたける

コンパクト型は「焚き火そのものを眺めて楽しみたい」人に向いています。逆に炭火でじっくり焼き物をしたい人には、五徳が付いていないタイプは少し不便に感じるかもしれません。

一方でデメリットもあります。地面からの高さが低いモデルが多く、長時間使うと脚の付け根部分に熱がこもって変形しやすい傾向があります。実際に私が使っていた安価な折りたたみ焚き火台は、3回目の使用で脚がゆがんで自立しなくなりました。

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焚き火台選びで失敗した話

安さに惹かれて購入した1,500円ほどの薄型焚き火台は、脚が細くグラつきやすいうえに、五徳もないため鍋を乗せると傾いてお湯をこぼしてしまったことがあります。焚き火台は「最初から少ししっかりしたものを買う」ほうが、結果的に出費を抑えられると実感しました。

囲炉裏型・ピラミッド型:グループキャンプや料理に強い

ユニフレーム ファイアグリルのような定番モデル

グループでキャンプをするなら、ユニフレームのファイアグリルのような四角い囲炉裏型が使いやすいです。ゴトクが標準装備されているため、鍋やダッチオーブンをそのまま乗せられますし、炭床の高さがあるので薪をくべても地面に熱が伝わりにくい構造になっています。

1
設営時は水平な場所を選び、脚を確実に開いてロックする
2
灰受けトレイを敷いてから炭・薪を組む
3
料理をする場合はゴトクの高さと鍋のサイズが合っているか事前に確認する

ピラミッド型で焚き火の炎を楽しむ

スノーピークの焚火台のようなピラミッド型は、炎が上に向かって立ち上がるように設計されているため、見た目の美しさが際立ちます。私も一度友人のものを借りて使ったことがありますが、薪の組み方次第で炎の高さが変わるのが面白く、写真映えも良いと感じました。ただし単体では料理がしにくいので、別売りの網やグリルブリッジを追加するのがおすすめです。

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📋メモ

グループキャンプ用の焚き火台は、ソロ用よりも一回り大きく重くなります。車移動が前提のキャンプスタイルなら問題ありませんが、公共交通機関でのアクセスを考えている場合はサイズ感を必ず確認してください。

まとめ:スタイルに合わせて焚き火台を選ぼう

焚き火台は「ソロで炎を眺めたいのか」「グループで料理も楽しみたいのか」で最適な形が変わります。

  • コンパクトに炎を楽しみたい人はピコグリルやユニフレームのネイチャーストーブ
  • 料理も焚き火も両立したい人はユニフレームのファイアグリルのような囲炉裏型
  • 炎の見た目にこだわりたい人はピラミッド型

私自身、最初の1台で失敗した経験から言えるのは「価格の安さより耐久性を優先する」ことです。焚き火台は長く使う道具だからこそ、自分のキャンプスタイルに合った一台を選んでみてください。