キャンプの夜、焚き火の明かりだけでは手元の細かい作業が見えにくいことがあります。私はランタンを軽視していた時期があり、暗い中で調理道具を探すのに苦労した経験から、今では用途別に複数のランタンを使い分けるようになりました。
今回はLED・ガス・灯油ランタンそれぞれの特徴と、私が実際に使ってきた感想をもとに選び方を紹介します。
ランタン選びで最初に考えること
メインランタンとサブランタンを分けて考える
キャンプサイト全体を照らす「メインランタン」と、テント内や手元を照らす「サブランタン」は役割が異なります。この2つを同じ基準で選ぼうとすると、明るすぎたり逆に暗すぎたりして失敗しやすいです。
ポイント
メインランタンは明るさ、サブランタンは軽さと安全性を重視して選ぶと、それぞれの用途にちょうど良いバランスになります。
光量(ルーメン)の目安
ソロキャンプのサイト全体を照らすなら300〜500ルーメン程度、テント内で使う手元用なら100ルーメン前後が目安です。グループキャンプでテーブルを囲む場合は、500ルーメン以上のランタンがあると食事や作業がしやすくなります。
LEDランタン:手軽さと安全性が魅力
メンテナンス不要で初心者向き
LEDランタンは電池やUSB充電で使え、火を使わないため子供連れのキャンプやテント内での使用にも安心です。私が最初に買ったのはジェントスのランタンで、防水性能もあり多少の雨でも問題なく使えています。
LEDランタンのデメリット
炎のような揺らめきがないため、雰囲気作りという点ではガスランタンや灯油ランタンに劣ります。また安価なモデルは電池の消耗が早く、連泊するキャンプでは予備電池やモバイルバッテリーを持参する必要があります。
LEDランタンは便利ですが、電池切れに気づかず真っ暗になった経験があります。予備の電池かモバイルバッテリーは必ずセットで持っていくようにしています。
ガスランタン:あたたかい灯りと独特の雰囲気
定番モデルの魅力
コールマンのノーススターのようなガスランタンは、マントルが燃える柔らかい光が特徴で、キャンプサイトの雰囲気を大きく引き立ててくれます。私も夜の焚き火と一緒にガスランタンを灯すと、途端にキャンプらしい空気になると感じています。
使用時の注意点
ガスランタンは火を使うため、テント内での使用は一酸化炭素中毒のリスクがあり避けるべきです。またマントルという消耗品が必要で、初回使用前には必ず空焼きをしてマントルを灰化させる下準備が必要です。
注意
ガスランタンや灯油ランタンは必ず屋外の風通しの良い場所で使用してください。密閉空間での使用は一酸化炭素中毒の危険があります。
灯油ランタンとホワイトガソリンランタン:手間も含めて楽しむ
アナログな魅力と手入れの必要性
ヴィンテージ感のあるフュアーハンドのようなオイルランタンや、コールマンのホワイトガソリンランタンは、灯油やガソリンを使う分、給油やポンピングといった手間がかかります。しかしその手間も含めて「キャンプらしさ」を楽しめる道具だと感じています。
メモ
ホワイトガソリンランタンは炎の管理に慣れが必要で、扱いを誤るとすすが出て光量が落ちることがあります。最初のうちはガスランタンやLEDランタンと併用しながら慣れていくのがおすすめです。
灯りの色温度で雰囲気が変わる
オイル系のランタンは炎の色が暖色系で、写真映えも良く「焚き火の延長線上にある明かり」という印象があります。LEDランタンは白色〜昼白色の光が多く実用性重視、オイル系は雰囲気重視という住み分けを覚えておくと選びやすいです。
半年使い続けたジェントスのランタンは、防水性能のおかげで急な雨でも問題なく使えています。電池の減りも思ったより緩やかで、連泊キャンプでも予備電池1セットあれば安心できる印象です。
まとめ:用途に合わせて複数のランタンを使い分けよう
ランタンは1つに絞るよりも、用途別に使い分けることでキャンプの快適さと雰囲気の両方を手に入れられます。
- テント内・手元用の安全な明かり → LEDランタン
- サイト全体を照らすメイン照明・雰囲気作り → ガスランタン
- アナログな灯りを楽しみたい経験者向け → オイル・ホワイトガソリンランタン
私は現在、LEDランタンをテント内用、ガスランタンをテーブル用として使い分けています。まずはLEDランタン1つから始めて、慣れてきたら炎の灯りにも挑戦してみてください。



